男性にとって、ペニスの大きさは気になるポイントのひとつ。
まずは、日本人の平均サイズについて確認してみましょう。
日本人男性のペニスの平均サイズとは？
株式会社TENGAが2012年に実施した独自調査「日本人の平均ペニスサイズはこれだ！」によると、以下のような結果が出ています。
- 全長：13.56cm
- 亀頭の直径：3.53cm
- 陰茎の直径：3.19cm
この調査は約50万人の日本人男性を対象にしたものですが、自己申告による結果かつ10年以上前のデータであるため、信頼性にはやや不安が残ります。
とはいえ、学術的な大規模調査は存在しないため、目安として参考にすると良いでしょう。
平均以下でも心配はいらない
「平均より小さい…」と落ち込む必要はまったくありません。性行為や日常生活に支障をきたすほどのサイズでなければ、問題はありません。
例えば、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（UCL）の古い資料によると、マイクロペニス（機能的に問題があるとされるサイズ）は「7cm未満」とされています。
つまり、7cm以上あれば機能的な問題はなく、十分なパフォーマンスが可能です。
また、性行為では「硬さ」や「持続力」「形」なども重要な要素。
サイズだけが全てではないのです。
自分のサイズを測ってみよう！―正しい測定方法―
「自分は平均サイズなのか気になる…」という方のために、ペニスサイズの正しい測定方法を解説します。
測定のポイント 長さ（陰茎の長さ）
ペニスの付け根（上側）から先端までを定規やメジャーで測定します。下側から測ると正確な長さがわからないので注意。
直径（陰茎の横幅）
陰茎の上面を使って測ります。横から見ると誤差が出やすいため、必ず上から真っ直ぐに測定してください。
太さ（陰茎周囲）
一番太い部分と中央部分の2箇所を、裁縫用メジャーなどで巻きつけるようにして測ります。
亀頭の直径
カリ首の横幅を測ります。側面ではなく上面から定規などで測定し、目線は真上からにするのがコツです。
測定は立った状態で行うのが基本です。座ったままだと正しいサイズを測りにくくなるため、注意しましょう。
ペニスが小さく見える・小さくなる原因
ペニスのサイズが小さくなる、あるいは小さく見えてしまう原因はいくつかあります。以下に主な原因を紹介します。
加齢
年齢を重ねると、血管の老化によりペニスへの血流が減少し、結果的にサイズが小さくなることがあります。
喫煙・飲酒
喫煙や過度な飲酒は、血流を悪化させペニスのサイズダウンにつながることがあります。動脈硬化のリスクも上がるため、注意が必要です。
体重増加
肥満になると、お腹の脂肪でペニスが埋もれ、見た目が小さく見えやすくなります。実際に小さくなるわけではありませんが、長期的に血流が悪化すればサイズダウンの可能性も。
薬や手術の影響
一部の薬には性機能に影響を与える副作用があり、勃起力の低下によってサイズ感が変わることもあります。また、前立腺手術などの影響で陰茎が短くなるケースもあります。
病気（ペロニー病など）
ペロニー病（形成性陰茎硬化症）は、陰茎内にしこりができることでペニスが曲がり、サイズが小さく見える病気です。進行すると実際のサイズも縮小する恐れがあります。
サイズが気になるときの対策法
「自分のサイズが気になる…」と感じたときは、以下の対策を検討してみましょう。
生活習慣の見直し
まずは禁煙や節酒、バランスのとれた食事、適度な運動など、健康的な生活を心がけることが大切です。肥満を避けることで、見た目にも実際にもサイズアップが期待できます。
サプリメントの活用
血流改善をサポートする成分が含まれたサプリを活用するのもひとつの方法です。継続的な摂取で変化を実感する方もいます。
増大ポンプなどのアイテムを試す
ペニスポンプなどの増大アイテムを使用することで、一時的または継続的なサイズアップを狙うことができます。
亀頭増大術を検討する
ヒアルロン酸を注入して亀頭部分を大きくする「亀頭増大術」もあります。注入剤は人体に安全なものが使われており、比較的安全な施術といえるでしょう。
包茎手術で見た目を変える
包茎を改善することで、ペニスがしっかりと露出し、より大きくたくましく見えるようになります。見た目の改善だけでなく、衛生面や性機能の向上も期待できます。
まとめ
今回はペニスの平均サイズや、小さくなってしまう原因、そして対策方法についてご紹介しました。
ペニスのサイズは確かに気になるテーマですが、機能面やパートナーとの関係において最も大切なのは「サイズだけ」ではありません。
まずは正しい測定を行い、自分のサイズをしっかり把握したうえで、必要に応じた対策をしていきましょう。
